環境の変化がもたらしたこと

うつ病の体験談

無理を続けた先で気づいた、環境と心の限界

環境の変化に、無理して合わせていませんか?

仕事をしていると、ある日、環境の変化がやってくることがあります。
それは異動や転職のような、わかりやすい変化とは限りません。

業務量が少しずつ増えたり、
求められる役割が増えたり、
職場の空気が、気づかないうちに重たくなっていたり。

「最近、なんとなく疲れやすい」
「前は平気だったことが、少ししんどい」
「気持ちがついていかない日が増えたな、、、」

そんな小さな違和感を抱えながら、
今日も仕事をこなしている人は多いのではないでしょうか。

また、自分自身だけでなく、
環境の変化に直面した家族やパートナーの様子が気になり、
「これって、心の不調のサインなのでは、、、?」と
体験談を探している方もいるかもしれません。

この記事では、

「うつになる前、何が起きていたのか」
「どんな感覚が積み重なっていったのか」

環境の変化に視点を置いて、心と体に影響していった過程を、
うつ病の診断を受けた一人の経験者としてお話しします。

専門的な話ではありません。

今の私は、決して強くなったわけではありませんが、
あの頃の自分のしんどさを、
以前より少し落ち着いて見つめられるようになりました。

この記事では、
いま悩んでいる方よりも、ほんの少しだけ先を歩いている立場から、
当時のことを振り返り、正直に書いています。

この記事を通して、

・今の環境との距離感を見直す
・関わり方を少し変えてみる


そんな選択肢に気づくきっかけになれば嬉しいです。

あの頃の私は、仕事が楽しかった

環境が大きく変わる前、
私は仕事にやりがいを感じていました。

職場の雰囲気は和やかで、
周囲とも自然にコミュニケーションが取れていました。

忙しい日はあっても、
「成長している」という実感がありました。

多少の無理があっても、
「今は頑張りどき」
そう思えていたのです。

今振り返ると、この頃はまだ、
自分の疲れに目を向ける余裕がありました。

突然やってきた、大きな環境の変化

入社してしばらくしてから
世の中は大きく揺れました。
いわゆるコロナショックです。

社会全体が大きく揺れ始めたことで、
これまでの業務内容の変更を余儀なくされることとなり
会社全体に先行きの見えない不安が広がっていきました。

それまで当たり前だった日常が、
突然音を立てずに崩れていくような感覚でした。

それでも当時の私は、
「この大変な状況を支える一員でありたい」
そう思い、不慣れな業務にも前向きに取り組んでいました。

少しずつ積み重なっていった「我慢」

会社への影響は、想像以上でした。
職場の空気は次第に張りつめ、
以前のような余裕はなくなっていきました。

慣れない業務、
思うように達成できないノルマ。
そこに重なる、厳しい指導。

「できないのは自分のせいだ」
そう思い、残業は増え、
それが当たり前になっていきました。

最初はあった
「早く終わらせて帰ろう」という声も、
いつの間にか聞こえなくなりました。

「しんどいけど、慣れれば大丈夫」
「自分より、上司の方が大変なんだから」

そう言い聞かせて、
上司からの指導には、ただ「はい」と返事をする日々。

最初は感じていたしんどさも、
次第に「感じないようにする」ことに慣れていきました。

体と心が、動かなくなった日

一度は、職場を離れることも考えました。
別の上司に相談し、
間に入ってもらうことも試しました。

けれど、消耗は止まることなく、

  • 朝起きるのがつらい。
  • 集中できない。
  • 理由のわからない不安が続く。
  • 指摘を受けた後に動悸がする。

それらは少しずつ悪化していきました。

「気合が足りないだけ」
そう思おうとしても、
体がついていかない感覚でした。

そしてある日、
心と体が「もう無理だ」と感じました。

会社に体調不良で休むことを伝え、
はじめて専門の医療機関を受診したところ
「うつ病」と診断を受けました。

そのとき初めて、
これまで感じていた”しいどさ”が
気のせいではなかったんだと受け入れられた気がします。

まとめ|環境の変化に気づいたら、立ち止まる選択もある

環境の変化による心身へのダメージは、
自分が思っている以上に大きくなることがあります。

変化に適応しようと頑張るほど、
「これは成長のためだから」
「今は踏ん張りどきだから」

そうやって無理を正当化しやすくなるからです。

私自身も、
環境に合わせ続けることを選び、
小さな違和感を後回しにした結果、
気づいたときには限界を超えていました。

だからこそ、

  • ダメージの原因から距離をとること
  • 立ち止まること
  • 逃げること

それは「頑張ること」と同じくらい
大切な選択肢だと思います。

もし「自分が環境に合わせて変わろう」と思うなら、
どうか、自分の心と体の状態を置き去りにしないでください。

環境の変化は、誰にでも起こります。
問題は、その変化に無理をして合わせ続けてしまうことです。

この記事が
いまの自分を見つめ直すための材料になれば嬉しいです。

あなたの心が、
少しでも軽くなる方向を選べますように。

ゆぅほ

はじめまして。ゆぅほです。
うつ病をきっかけに、 無理を重ねてきた生き方を見直すようになりました。
「自分だけじゃなかったんだ」と、力を抜いて、読んでもらえたらいいなと思って、書いてます。

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