体験談④心の限界がくる手前で現れていた、身体の違和感

うつ病の体験談

まずはじめに

この体験談について

それまで当たり前だと思っていた日常が、
心の不調をきっかけに、大きく揺らぐことになりました。

これは、立ち止まることになるまでの過程を、
当時の記憶や感覚をたどりながら綴った体験談です。

いくつかの記事に分けて、お話しできればと思っています。

心の疲れを感じるあなたへ

  • 自分や身近な人の心の不調が気になっている方
  • 仕事や人間関係の中で、どこかしんどさを抱えながら日々を過ごしている方

ここでは、正解や答えを示すわけではありません。

ただ、読み進める中で、
「ひとりじゃなかった」と感じるきっかけや、
立ち止まって自分を見つめる時間が生まれたらいいなと思っています。

途中から読んでも大丈夫です。
しんどいときは、そっと閉じてくださいね。

語り手について

いまの私

過去にうつ病の診断を受け、しばらく療養していましたが、
現在は症状が落ち着き、数年が経っています。

いまの私は、当時フタをしていた自分のしんどさを、
あの頃よりも落ち着いた気持ちで振り返られるようになりました。

今回は、
「少し休めば大丈夫だろう」だと思い続けていた頃の話です。

限界の手前の身体の違和感

「ちゃんと会社に行けているし、
 私は大丈夫。」

今振り返ると、その言葉を何度も自分に言い聞かせていました。

この頃の私は、
身体にでてきた違和感を感じながらも

少し休めば大丈夫だろうと思い、
それほど気に止めず生活を送っていました。

しかし、今振り返るとそれは
心のしんどさがカタチになった、限界の手前の身体のサインだったと思います。

身体の違和感①目は覚めているのに、体が動かない

この頃、
とにかく朝が起きるのがしんどくなりました。

目覚ましの音は聞こえている。
「起きなきゃ」と頭では分かっている。
それなのに、体が布団から離れない。

6時間ほどの睡眠時間は確保しているのに、
目が覚めた瞬間から、体が重い。

鉛のようにずっしりとしていて、
一日分の体力を、朝の時点ですでに使い切ってしまったような感覚がありました。

もともと私は、朝起きるのが苦手な方ではありません。
目覚めたときに朝日を感じる時間が、わりと好きでした。

だからこそ、
このしんどさは、これまでに感じたことのないものでした。

それでも私は、
「最近ちょっと疲れているだけ」
「週末に休めば、きっと戻るだろう」

そうやって、この異変を軽く扱いながら、
いつも通りの生活を続けていました。

身体の違和感②仕事中、体が勝手に反応するようになった

朝礼中に、急にドキドキし始める

次に現れたのは、
仕事中の身体の異変でした。

朝礼で立って話を聞いているとき、
急に心臓の音が大きくなる。
胸の奥がドクドクして、息が浅くなる。

「え、なに?」
一瞬、体調が悪いのかと思いました。

でも、少し時間が経つと落ち着く。
だから私は、
「一時的なものだろう」と深く考えませんでした。

指摘を受けた瞬間、体が固まる

上司から指摘を受けたときも、
同じようなことが起きるようになりました。

言われている内容よりも先に、
体が反応してしまう。

心臓が早くなって、
頭が真っ白になる。

冷静に考えれば、
よくある業務上の指摘でした。

でも当時の私は、
それを受け止める余裕が、もうほとんど残っていなかったのだと思います。

締め切りが近づくと、動悸が止まらない

締め切り間近で作業をしているときも、
同じ症状が出るようになりました。

「間に合わなかったらどうしよう」
「またみんなの前で指導を受ける」

そんな考えが浮かぶと同時に、
胸が苦しくなって、動悸が強くなる。

それでも私は、
「みんなこれくらいプレッシャーは感じてる」
そう思って、やり過ごしていました。

身体の違和感③食欲が減り、体重が落ちた

この頃、
「あまりご飯が欲しくないな、、、」と感じることが増えていました。

1日仕事をして、身体はエネルギーを使っているはずなのに、
食べようと思えば食べられる、程度の感覚。

それまでは、夕食の時間になると
自然とお腹が空いて、しっかり食べていました。

でもこの頃は、
「食べなきゃいけないかな」と思うだけで、
特別食べたいとも感じませんでした。

忙しいからかな。
疲れているからかな。
そう思って、深く気にしませんでした。

そんな状態が続くうちに、
体重が2〜3キロほど、自然に落ちていました。

自分ではほとんど自覚がなかったのですが、
「痩せた?」
と周囲から言われることも増えていきました。

当時の私は、
「体重が減っている=悪いこと」
とは思っていませんでした。

むしろ、
「勝手に体重が落ちてラッキー」
そんなふうに受け取っていたのです。

今振り返ると、
それは身体がエネルギー不足を知らせるサインだったのだと思います。

でも当時の私は、
その変化を、前向きな出来事として受け止めていました。

まとめ|心の限界を身体が先に教えてくれていた

こうして振り返ってみると、
この時期の私は、
身体からのサインをいくつも受け取っていました。

・朝、起きられない
・動悸がする
・体重が減っている

それでも私は、
「少し休めば大丈夫」
そう思い続けていました。

心のしんどさは、
自分では気づきにくいことがあります。
でも、身体は正直です。

無理を重ねると、
言葉より先に、感覚として教えてくれる。
そのことを、私はあとから知りました。

もし今、
この記事を読みながら
「少し似ているかもしれない」と感じたなら。
それは、身体が教えてくれているサインかもしれません。

次回は、
「これは気の持ちようでは済まない」
と感じた瞬間について書いていく予定です。


ゆぅほ

はじめまして。ゆぅほです。
うつ病をきっかけに、 無理を重ねてきた生き方を見直すようになりました。
「自分だけじゃなかったんだ」と、力を抜いて、読んでもらえたらいいなと思って、書いてます。

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